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ミクシーでも紹介した藤原定だけど
ナワ飛びする少女のほかに もう1つ、気に入った詩があったので 紹介するね。 山 藤原 定 みんなぼくの知らないところからあらわれてくる みんなぼくの知らないところへ消えてゆく 山の小径で 足を投げ出してやすんでいると 左の手くびの上に 一羽のモンシロチョウがきてとまる 体内の血が急にあつくなる ぼくはチョウに生まるべきだったのに きみは人間に生まるべきだったのに どこかでふとしたことから とりちがえたのかもしれぬ だからここで たがいの生の軌道が もういっぺんだけ交差したのかもしれぬ あ もう行っちまうのか さようなら *この詩を読み、さまざまな捉え方あるなぁー と感心しました。
by snowman17z
| 2006-07-02 00:19
| 詩・ポエム
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